| 区分 | 主要プレイヤー | 政策対象・直近動向 |
|---|---|---|
| 基幹ロケット | JAXA・三菱重工(H3)、JAXA・IHI(イプシロンS) | H3-6号機(2026年6月10日)予定。H3-8号機失敗の対策完了後に本格量産フェーズへ |
| 新規参入ロケット(固体小型) | スペースワン(カイロス)、インターステラテクノロジズ(ZERO) | 実績蓄積が最大課題。失敗を挟みながら飛行実証を継続 |
| 射場 | JAXA 種子島宇宙センター(H3)、スペースワン コスモポート串本(カイロス) | 射点・試験設備の整備・増強が「道半ば」の状態。2030年30回以上に向け整備加速が急務 |
| 部品・製造サプライチェーン | IHI(エンジン)、三菱重工(機体)、IHIエアロスペース(固体ロケット) | IHIエアロスペースの競争参加資格停止が品質管理問題として浮上 |
| 新規スタートアップ | インターステラテクノロジズ(IST)、PDエアロスペース、スペースBD等 | 宇宙戦略基金・SBIR活用。トヨタとの連携(IST)が製造革新モデルとして注目 |
米国 SpaceXが2025年に世界需要の約半分を担う圧倒的なシェアを確立。Falcon 9の再使用・大量生産・高頻度打上げという「コスト革命」が競合他社の経営を圧迫。Rocket Lab・Firefly等の小型ロケット企業が独自のニッチ市場を形成。
中国 官・民ロケット合計で91回(2025年)という高頻度打上げを実現。長征シリーズ(官)と朱雀・天龍・力箭等の民間ロケットが並走して実績を積み上げ。
インド 年間50機打上げを目指した射場整備を発表。ISRO(政府)とAgnikul Cosmos・Skyroot Aerospace等の民間企業が並走。「インドモデル」は日本の官民ロケット並走戦略の参照事例。
欧州 Ariane 6が2024年7月に初打上げを実施。ESAの打上げ支援制度を活用しながら信頼性を積み上げ中。
米国 NASAのCommercial Launch Services(CLS)や国防総省のNSSS(National Security Space Systems)調達が、SpaceX・ULA・Rocket Lab等に安定した公的需要を提供。日本版アンカーテナンシーの設計参照モデル。
本レポートは、公開されている政府資料・報道・企業IRをもとに編集した情報提供を目的としたものであり、投資助言・投資推奨を目的とするものではありません。データ基準時点:2026年04月〜05月。