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低反発と高反発の使い分け

睡眠・健康

低反発枕と高反発枕、それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説。悩み別に適した使い分けを紹介します。

低反発と高反発の使い分け

はじめに

枕を選ぶときに必ず出てくるのが「低反発」と「高反発」というキーワードです。
どちらも人気ですが、使い心地や適性は大きく異なります。
「低反発が柔らかくて気持ちいい」「高反発の方が首を支えてくれる」など意見は分かれがち。
本記事では、それぞれの特徴を整理し、悩みや寝姿勢に応じた使い分けを紹介します。


低反発枕の特徴

メリット

  • フィット感が高い:頭や首の形に沿って沈み込み、包み込むように支える。
  • 動きが少ない人向け:寝返りが少なく、同じ姿勢で眠りたい人に快適。
  • 静かな使い心地:動いても音が出にくい素材。

デメリット

  • 寝返りがしにくい:沈み込みが大きく、動き出しに力が必要。
  • 夏場は蒸れやすい:通気性が悪く、熱がこもりやすい。
  • 寿命が短め:ウレタン素材は経年でへたりやすい。

👉 首の痛みや肩こりがある人には沈み込みが負担になる場合もあるため要注意です。


高反発枕の特徴

メリット

  • 首や頭をしっかり支える:沈み込みすぎず、頸椎を自然な位置に保つ。
  • 寝返りがスムーズ:適度な弾力で体の動きをサポート。
  • 通気性が良い素材が多い:ラテックスやファイバー素材は熱がこもりにくい。
  • 耐久性が高い:反発力が長持ちしやすい。

デメリット

  • 硬さに慣れが必要:最初は違和感や圧迫感を覚える人もいる。
  • 好みが分かれる:柔らかい感触を好む人には合わない場合がある。

👉 寝返りが多い人や、首をしっかり支えたい人には向いています。


悩み別の使い分け

  • 首の痛み・ストレートネック → 高反発枕がおすすめ。沈み込みが少なく、首のカーブを維持できる。
  • 肩こりが強い人 → 高反発で肩幅に合う高さを選ぶと負担軽減につながる。
  • 動きが少ない・同じ姿勢で眠りたい人 → 低反発枕の包み込む感触が合う。
  • 暑がり・汗かき体質 → 高反発(ラテックスやパイプなど)で通気性の良いものを。
  • ふんわり感やリラックス重視 → 低反発枕で心地よい沈み込みを活用。

まとめ

低反発と高反発はどちらが「優れている」というものではなく、体格・寝姿勢・悩みの種類によって向き不向きが変わります。

  • 低反発:フィット感重視、動きが少ない人向け
  • 高反発:支えと寝返りのしやすさ重視、首・肩に悩みがある人向け

両方を試して、自分の体に合う感触を確かめるのが一番確実です。


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