政策実装・官民投資編|半導体(フィジカル・インテリジェント・システムの中核を担う半導体)
本記事は、戦略17分野・先行検討技術②「半導体(フィジカル・インテリジェント・システムの中核を担う半導体)」について、官民投資ロードマップ素案(日本成長戦略会議 第3回、2026年3月)の構造に沿って、政府と民間が今どこまで動いているかを整理した政策モニタリングレポートです。
このレポートでわかること
- 世界シェア50%→10%未満へ凋落した日本が、2030年15兆円・2040年40兆円目標を掲げる根拠
- 2026年4月のラピダスへの追加支援6,315億円の意味と現在地(パイロットライン段階)
- TSMC熊本(JASM)第2工場が3nmライン検討中という直近動向
- 「System to Silicon」という新たな競争軸が日本にとって意味するもの
- 製造装置・部素材・センサー・アナログ半導体の機能層ごとの政策対象企業群
- 対象読者:日本の産業政策・経済安全保障の動向をモニタリングしている方、半導体関連銘柄への投資を検討している個人投資家の方
KPIサマリー(2026年05月時点)
| 指標 | 数値 | 出典 |
|---|---|---|
| ラピダスへの2026年度追加支援 | 6,315億円 | 経産省(2026年4月11日) |
| ラピダス 民間出資累計 | 1,600億円超(株主30社超) | ITmedia(2026年2月) |
| ラピダス 2nm量産目標時期 | 2027年度後半 | ラピダス社 |
| JASM第2工場での検討プロセス | 3nm(FinFET) | TEL社レポート(2026年4月) |
| 国内半導体売上目標(2030年) | 15兆円 | 官民投資ロードマップ素案(2026年3月) |
| 国内半導体売上目標(2040年) | 40兆円 | 同上 |
| 世界半導体市場(2035年予測) | 約190兆円 | 同上 |
| 東京エレクトロン 2026年3月期売上 | 2兆4,435億円 | 各社IR(2026年4月) |
機能層別の企業群・政策対象対応表、各章の官民動向・海外比較(米中欧)・全出典一覧を収録したHTMLレポートを上記リンクで公開しています。
📌 同シリーズの「課題・政策パッケージ編」(なぜ半導体投資が進まないのか)も近日公開予定です。
本記事は業界構造の理解を目的とした情報提供です。投資判断・転職判断はご自身の責任で行ってください。データ基準時点:2026年04月〜05月。