成長戦略レポート|富士通(6702)― 純国産AI半導体とロボット4社協業、2つの布石が描くフィジカルAI戦略
ラピダスへの1.4nm世代AI半導体の製造委託、そしてファナック・安川電機・川崎重工業とNVIDIAを交えたロボット協調制御基盤の構築。ハードウェア企業からUvanceを軸とするサービス企業へ転換を進める富士通の最新の布石を、市場規模・政策・コスト構造・リスク要因を数字と事実で解剖します。
このレポートでわかること
- スーパーコンピュータ「富岳」の省電力技術を応用した、純国産1.4nm AI半導体開発の中身
- ファナック・安川電機・川崎重工業とNVIDIAを交えた、異なるロボットメーカーを横断する協調制御基盤構想
- 減収増益となった26年3月期決算と、事業売却益反動による27年3月期の減益予想
- 両プロジェクトともに事業検討段階であることなど、押さえておくべき5つのリスク要因
- 対象読者:富士通を含む半導体・フィジカルAI関連銘柄をモニタリングしている個人投資家の方
KPIサマリー(2026年7月時点)
| 指標 | 数値 | 出典 |
|---|---|---|
| 株価 | 3,199円(6月26日時点) | 株予報Pro |
| 26年3月期 売上収益 | 3兆5,029億円(前期比▲1%) | 富士通決算資料 |
| 26年3月期 営業利益 | 3,483億円(前期比+31.4%) | 同上 |
| 27年3月期 純利益予想 | 3,100億円(前期比▲31.0%、事業売却益の反動) | 同上 |
| AI半導体(NPU)開発費 | 約580億円(うち2/3をNEDO補助) | 各種報道 |
| フィジカルAI協業発表日 | 2026年7月16日(富士通・ファナック・安川電機・川崎重工+NVIDIA) | 日本経済新聞 |
市場規模・政策制度・コスト構造・事業別動向・株価評価・リスク要因の7章構成で、全出典を収録したHTMLレポートを上記リンクで公開しています。
本記事は公開情報の整理・分析を目的とした情報提供です。特定銘柄の売買を推奨するものではなく、投資判断はご自身の責任で行ってください。データ基準時点:2026年7月時点。