japanesesakeトレンド2026-01-13

紀土(きっど) 純米吟醸|価格と品質の常識を覆した、和歌山発・次世代スタンダード

和歌山県・平和酒造が醸す『紀土 純米吟醸』。若き蔵人チームが生み出す世界水準の品質と、驚異的なコストパフォーマンスで日本酒の常識を覆した一本。蔵の哲学、味わい、シリーズ構成、市場での立ち位置まで詳しく解説します。

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紀土(きっど) 純米吟醸とは

紀土(KID) 純米吟醸は、
和歌山県海南市の 平和酒造株式会社 が醸す日本酒。

「高品質な日本酒は高価である」という常識を、
真正面から覆した存在として知られています。

フレッシュでジューシー、
香り・旨味・キレのバランスが非常に良く、
それでいて手に取りやすい価格帯

まさに
“現代日本酒のスタンダード” と呼ぶにふさわしい一本です。


蔵元ストーリー|杜氏・柴田英道氏と「チーム平和」

平和酒造の酒造りを象徴するのが、
杜氏(とうじ)・柴田英道(しばた ひでみち)氏を中心とした、
非常に若い蔵人チーム――通称 「チーム平和」 です。

かつて平和酒造は、
時代の変化に対応できず廃業の危機に直面した時期もありました。

そこから蔵を立て直したのが、
若き蔵人たちによる、

  • データに基づく精密な醸造設計
  • 再現性を重視したチーム醸造
  • 「日常酒の最高峰」を目指す明確な思想

でした。

なお、限定シリーズとして知られる
「Shibata’s」 は、この柴田杜氏の名を冠したライン。
紀土というブランドが、個人技ではなくチームで進化する酒であることを象徴しています。


味わいの特徴|フレッシュで万能

紀土 純米吟醸の魅力は、
誰が飲んでも「美味しい」と感じやすい設計にあります。

  • 香り:青リンゴ、洋梨を思わせる爽やかな吟醸香
  • 味わい:軽快でジューシー
  • 甘辛:やや甘寄りだが、ベタつかない
  • 酸:穏やかで全体を引き締める
  • 余韻:すっと消えるクリーンな後味

突出したクセがなく、
どんなシーンにも合わせやすい万能型です。


日本酒ポジショニングで見る紀土

香り × 味の濃さで整理すると、紀土は以下の位置。

  • 香り:中程度(華やかすぎない)
  • 味の濃さ:中
  • 方向性:フレッシュ・バランス重視

初心者から日本酒好きまで、
**幅広い層を受け止める“基準点”**のようなポジションです。


シリーズ構成の中での位置づけ

紀土 純米吟醸

ブランドの中心となる定番酒。
価格・品質・安定感の三拍子が揃った一本。

紀土 純米酒

より軽快で日常向け。
冷蔵庫に常備したくなる食中酒。

紀土 無量山(むりょうざん)

ワンランク上の設計。
繊細さと奥行きを備えた、評価の高いシリーズ。

紀土 Shibata’s / 限定生酒

柴田杜氏の名を冠した挑戦的ライン。
直汲みや生酒など、フレッシュ感を最大限に楽しむ仕様。


食事との相性|和歌山らしいペアリング

紀土 純米吟醸は、
ジャンルを問わず合わせやすい万能型ですが、
和歌山ならではの食材との相性も見逃せません。

🍣 和歌山ペアリング

  • 南高梅(梅干し)を使った料理
  • しらす丼
  • 白身魚の塩焼き
  • 出汁を効かせた和食

紀土の持つ綺麗な酸とフルーティな香りが、
梅の酸味や魚の塩気と見事に調和します。


飲み方アドバイス

  • 温度帯:冷や(5〜10℃)がベスト
  • 酒器:ワイングラス、薄口グラス

開栓直後のフレッシュさと、
数日後の落ち着いた味わいの変化も楽しめます。


市場での立ち位置(2026年1月現在)

紀土は、

  • 安定供給
  • 安定品質
  • 高いコストパフォーマンス

を兼ね備えた稀有な存在。

さらに特筆すべきは、
2020年 IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)にて
「サケ・ブリュワー・オブ・ザ・イヤー」を受賞
している点です。

受賞対象となったのは「無量山」など紀土のラインナップ。

つまり紀土は、
「安いから良い酒」ではなく、
「世界最高水準の技術で造った酒を、日常価格で提供している」

極めて異例の存在なのです。


ギフト適性

紀土は、

  • 日本酒初心者への贈り物
  • 気軽なお祝い
  • コスパ重視のギフト

に最適。

派手さはありませんが、
外さない日本酒として非常に信頼できます。


まとめ

紀土 純米吟醸は、
若きチームが生み出した、日本酒の未来形。

特別すぎず、
しかし確かに美味しい。

日常に寄り添うことで、
日本酒の裾野を広げ続ける一本です。


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出典

  • 平和酒造株式会社 公式サイト
  • International Wine Challenge(IWC)公式発表
  • 和歌山県酒造組合 公表資料
  • 酒類専門誌・業界向け資料

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