日本茶知識・情報2025-10-22

緑茶が苦すぎるときの原因と対処法|温度・抽出時間・茶葉選びのコツ

緑茶が苦くなってしまう原因と、まろやかに淹れるコツを紹介。温度・時間・茶葉の種類を見直すだけで味が変わる!

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「あれ?今日の緑茶、なんだか苦い…」

同じ茶葉なのに、日によって「苦い」「渋い」と感じることはありませんか?
実はそれ、お湯の温度・抽出時間・茶葉の種類が大きく関係しています。

この記事では、苦味の原因を科学的に解説しながら、
まろやかで甘みのある緑茶を淹れるための実践法を紹介します。
湯冷ましを使って緑茶をまろやかに淹れる様子

苦味の正体は「カテキン」と「カフェイン」

緑茶の苦味や渋味を感じさせる成分は主に次の2つです。

  • カテキン(ポリフェノールの一種) → 渋味
  • カフェイン → 苦味

どちらも健康効果の高い成分ですが、
高温で長時間抽出すると大量に溶け出して、
「苦くて渋い」お茶になってしまいます。


原因①:お湯の温度が高すぎる

煎茶を熱湯(90℃以上)で淹れると、
カテキンとカフェインが一気に溶け出してしまいます。

💡 対処法

  • 一般的な煎茶:70〜80℃
  • 玉露や高級茶:50〜60℃
  • ほうじ茶・玄米茶:90〜100℃でもOK

※ 湯冷ましを使って温度を下げると味がまろやかに。


原因②:抽出時間が長すぎる

お湯の中に茶葉を長く浸けすぎると、
苦味成分が過剰に出ます。

💡 対処法

  • 煎茶:60〜90秒
  • 玉露:120秒前後
  • ほうじ茶:30秒程度

抽出時間は短めにして、
「少し薄いかな?」くらいで止めるのがコツです。


原因③:茶葉の量が多すぎる

1人分(約100ml)に対して茶葉は2g程度が目安。
多すぎると味が濃く出て、苦味が増します。

💡 茶葉を軽量スプーンで測るか、
同じスプーンで毎回同量を目安にしましょう。


原因④:水の硬度

実は「水の質」も大きな影響を与えます。

  • 軟水(日本の水道水など):甘み・香りが引き立つ
  • 硬水(海外ミネラルウォーターなど):渋味・苦味が強くなる

💡 対処法

  • 日本茶は必ず軟水で淹れる
  • ペットボトルなら「南アルプスの天然水」などが適正

原因⑤:古い茶葉を使っている

酸化が進んだ古い茶葉は、香りや甘みが飛び、
苦味だけが残ります。

💡 茶葉の保存ポイント

  • 高温多湿を避ける
  • 茶筒または密閉容器に保存
  • 冷蔵庫保管時は「結露」に注意

まろやかに淹れる黄金比レシピ

  1. お湯を一度沸騰 → 70℃まで冷ます
  2. 茶葉 2g(1人分)を急須に入れる
  3. お湯100mlを注ぐ
  4. 約70秒待つ
  5. 最後の一滴まで注ぎ切る

これだけで、まろやかな甘味がしっかり感じられる一杯になります。


苦味をやわらげるお茶の選び方

  • 甘みの強い品種(例:あさつゆ・やぶきた
  • 一番茶(春に摘まれた新茶)は苦味が少ない
  • 茎茶・玉露・抹茶入り煎茶もおすすめ

甘みを引き出す“ブレンド”の工夫

  • 少量のほうじ茶を混ぜると香ばしさUP
  • 玄米茶をブレンドすれば、苦味がまろやかに
  • 抹茶を少し足すと「旨味の深み」が出る

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出典

  • 日本茶業中央会「おいしい日本茶のいれ方」
  • 農研機構「茶の成分と抽出条件の関係」
  • 京都府茶業研究所 公開資料
  • 日本茶インストラクター協会 研修テキスト

次回予告:「水出し緑茶が薄い!失敗しない抽出テクニック」

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