「あれ?今日の緑茶、なんだか苦い…」
同じ茶葉なのに、日によって「苦い」「渋い」と感じることはありませんか?
実はそれ、お湯の温度・抽出時間・茶葉の種類が大きく関係しています。
この記事では、苦味の原因を科学的に解説しながら、
まろやかで甘みのある緑茶を淹れるための実践法を紹介します。

苦味の正体は「カテキン」と「カフェイン」
緑茶の苦味や渋味を感じさせる成分は主に次の2つです。
- カテキン(ポリフェノールの一種) → 渋味
- カフェイン → 苦味
どちらも健康効果の高い成分ですが、
高温で長時間抽出すると大量に溶け出して、
「苦くて渋い」お茶になってしまいます。
原因①:お湯の温度が高すぎる
煎茶を熱湯(90℃以上)で淹れると、
カテキンとカフェインが一気に溶け出してしまいます。
💡 対処法
- 一般的な煎茶:70〜80℃
- 玉露や高級茶:50〜60℃
- ほうじ茶・玄米茶:90〜100℃でもOK
※ 湯冷ましを使って温度を下げると味がまろやかに。
原因②:抽出時間が長すぎる
お湯の中に茶葉を長く浸けすぎると、
苦味成分が過剰に出ます。
💡 対処法
- 煎茶:60〜90秒
- 玉露:120秒前後
- ほうじ茶:30秒程度
抽出時間は短めにして、
「少し薄いかな?」くらいで止めるのがコツです。
原因③:茶葉の量が多すぎる
1人分(約100ml)に対して茶葉は2g程度が目安。
多すぎると味が濃く出て、苦味が増します。
💡 茶葉を軽量スプーンで測るか、
同じスプーンで毎回同量を目安にしましょう。
原因④:水の硬度
実は「水の質」も大きな影響を与えます。
- 軟水(日本の水道水など):甘み・香りが引き立つ
- 硬水(海外ミネラルウォーターなど):渋味・苦味が強くなる
💡 対処法
- 日本茶は必ず軟水で淹れる
- ペットボトルなら「南アルプスの天然水」などが適正
原因⑤:古い茶葉を使っている
酸化が進んだ古い茶葉は、香りや甘みが飛び、
苦味だけが残ります。
💡 茶葉の保存ポイント
- 高温多湿を避ける
- 茶筒または密閉容器に保存
- 冷蔵庫保管時は「結露」に注意
まろやかに淹れる黄金比レシピ
- お湯を一度沸騰 → 70℃まで冷ます
- 茶葉 2g(1人分)を急須に入れる
- お湯100mlを注ぐ
- 約70秒待つ
- 最後の一滴まで注ぎ切る
これだけで、まろやかな甘味がしっかり感じられる一杯になります。
苦味をやわらげるお茶の選び方
- 甘みの強い品種(例:あさつゆ・やぶきた)
- 一番茶(春に摘まれた新茶)は苦味が少ない
- 茎茶・玉露・抹茶入り煎茶もおすすめ
甘みを引き出す“ブレンド”の工夫
- 少量のほうじ茶を混ぜると香ばしさUP
- 玄米茶をブレンドすれば、苦味がまろやかに
- 抹茶を少し足すと「旨味の深み」が出る
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- 京都府茶業研究所 公開資料
- 日本茶インストラクター協会 研修テキスト
次回予告:「水出し緑茶が薄い!失敗しない抽出テクニック」
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