業界分析|高市政権「戦略17分野」マテリアル 永久磁石(外部環境編)
本記事は、高市政権「戦略17分野」マテリアル(重要鉱物・部素材)の「永久磁石」の外部環境を、数字と事実のみで整理した専用レポートです。所管は経済産業省です。
このレポートでわかること
- 電動車向けネオジム磁石世界需要:0.6万トン(2017年)→16.1万トン(2040年)(約27倍・資料1 2026年3月)
- 風力発電向け:0.8万トン(2017年)→4.1万トン(2030年)
- 永久磁石 世界市場:328億ドル(2024年)→672億ドル(2033年)・CAGR 8.47%
- 中国勢 ネオジム磁石世界シェア:推計8割強。日本勢は約15%(2位)
- 重レアアース(Dy・Tb)の中国依存度:ほぼ100%
- 日本のレアアース全体の中国依存度:約60%(2010年の90%から低下)
- 2025年4月4日:中国が重レアアース7種の輸出管理強化(ライセンス義務化)
- 2025年5月:日本向けレアアース磁石輸出量が25.7トンと近年最低水準
- 2026年1月6日:中国が日本向けデュアルユース品の輸出管理強化
- 政策目標:2028年度頃に省レアアース/レアアースフリー磁石の開発終了(政策目標として示されている)
- 「特定国以外で高性能磁石の供給能力を有するのは事実上我が国のみ」(資料2 2026年3月)
対象読者
- 就職・転職でこの業界を検討している方
- この業界への株式投資を検討している方
📌 内部環境編(プロテリアル・信越化学工業・TDK・大同特殊鋼・人材市場)は別記事で公開予定です。
本記事は業界構造の理解を目的とした情報提供です。投資判断・転職判断はご自身の責任で行ってください。