業界分析|高市政権「戦略17分野」資源・エネルギー安全保障・GX 水素等(内部環境編)
本記事は、高市政権「戦略17分野」資源・エネルギー安全保障・GXの「水素等」の内部環境を、数字と事実のみで整理した専用レポートです。
このレポートでわかること
- 三菱重工業(7011):J/JAC形ガスタービン累計受注172台超・稼働時間300万時間突破(2025年)。高砂水素パークでのJAC形(45万kW級)水素30%混焼実証成功(2023年11月・世界初の大型機電力網接続状態)。中型H-25形での100%専焼実証(2024年)。大型機の100%専焼は2030年実用化目標。アンモニア分解システム「HyMACS」:蒸気加熱方式によるパイロットスケールでの水素製造に世界初成功・純度99%(2025年12月)。
- 川崎重工業(7012):水素事業規模計画は2030年に3,000億円・2040年に5,000億円。世界初の液化水素運搬船「すいそふろんてぃあ」建造済み。JSE(日本水素エネルギー)幹事として川崎臨海部に液化水素国内基地の建設工事着工(2025年5月)。豪州計画頓挫により大型船(16万m³)から中型船(4万m³)に計画変更。
- 旭化成(3407):川崎製造所に水電解新工場の建設計画正式決定(投資約310億円・最大1/3はGXサプライチェーン補助金)。2028年度稼働予定。年間2GW超(食塩電解含む3GW超)の生産能力構築。1975年からの食塩電解技術(50年の蓄積)を水電解に転用。
- JERA(非上場・東電・中部電合弁):2024年7月に碧南火力発電所で石炭火力への20%アンモニア混焼の実証試験成功。2027年からの商業運転を予定。
対象読者
- 就職・転職でこの業界を検討している方
- この業界への株式投資を検討している方
📌 外部環境編(2050年30〜40兆円規模・供給/需要目標の4.5倍乖離・2040年中盤に天然ガスとコスト競合)は別記事で公開しています。
本記事は業界構造の理解を目的とした情報提供です。投資判断・転職判断はご自身の責任で行ってください。