「AI×製薬×バイオテック 米国株」シリーズ・中小型株編の最終回は、これまでの臨床開発型バイオテック5社(Sana Biotech、Allogene、Rapid Micro等)とは性格の異なる銘柄、放射線治療機器メーカーのAccuray(NASDAQ: ARAY)を取り上げる。2026年8月19日発表のFY2026第4四半期・通期決算と、主要貸し手であるTCW Asset Managementとの55百万ドル規模の資本再編案を、実数ベースで検証した。
この記事のポイント
- FY2026通期売上高は401.9百万ドル(前年比▲12%)。製品売上高が27%減少した一方、サービス売上高は4%増加し、総売上高の約57%を占めるまでに拡大した。
- 製品売上高減少のうち約5,800万ドルは中国事業の地政学・関税要因によるものとされる。
- TCW Asset Managementとの間で55百万ドルの転換優先株式による資本再編に合意したが、2026年10月6日の臨時株主総会での承認が前提条件であり、現時点では未確定。
- 株価は2026年8月19日終値0.295ドル、時価総額は約3,600万〜3,800万ドルまで圧縮(編集部試算)。PSRは0.09倍程度(編集部計算)。
- リバース・スプリット(比率未定)、転換優先株式、新規ワラント発行など、複数の希薄化要因が重なっている。
KPIサマリー(FY2026通期・編集部集計)
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 総売上高 | $401.9M(前年比▲12%) |
| 製品売上高 | $172.7M(▲27%) |
| サービス売上高 | $229.2M(+4%) |
| 売上総利益率 | 27.7%(前年32.1%) |
| GAAP純損益 | ▲$49.2M |
| 調整後EBITDA | $10.6M |
| 受注残高(期末) | $312.5M(前年比▲27%) |
| ブック・トゥ・ビル比率 | 1.1倍(前年1.2倍) |
| 時価総額(8/19時点、編集部試算) | 約$36M |
出所:Accuray Q4/FY2026決算資料(2026年8月19日、SEC提出Form 8-K)。時価総額は複数ソースの集計により幅があるため編集部試算として記載。
フルレポートで詳しく解説
7章構成の完全版レポートでは、市場規模・政策規制環境・コスト収益構造・事業セグメント動向・株式バリュエーション・リスク要因・まとめに加え、TCW資本再編の詳細な仕組み、希薄化構造の分析、WHAT TO WATCH(6項目)を掲載しています。
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- Sana Biotech(SANA)
- Allogene(ALLO)
- Rapid Micro(RPID)
本記事は情報提供のみを目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。