製薬・バイオ銘柄 入門解説シリーズ 第2回
薬ではなく「装置」で稼ぐ会社もあります。Accuray(ティッカー:ARAY)は、がん治療に使う放射線治療装置「CyberKnife」「Radixact」を開発・製造・販売する医療機器メーカーです。
装置を病院に売るだけでなく、その後の保守・サービス契約を通じて長期間にわたり収益を得る「装置+サービス」型のビジネスを展開しています。プリンター本体を売って、その後インクで継続的に稼ぐモデルに近い発想です。
一方で、直近は中国向け販売の落ち込みや関税の影響で業績が悪化し、株価は過去1年で8割以上下落。時価総額は3千万ドル台まで縮小し、上場市場もNasdaq Capital Marketへ移すなど、財務面での課題も抱えています。
- 装置とサービスの「2本柱モデル」はどう成り立っているのか
- なぜ業績が悪化しているのか
- 直近の決算数値と、次に注目すべきポイント
- コスト削減計画は目標を上回った一方、中東の地政学リスクでガイダンスを取り下げた経緯
これらを、専門用語には注釈をつけながら解説しています。