🥃 キレ系(辛口)日本酒をさらに深掘り
PART2(後編) では、以下の5銘柄を紹介します。
- 立山(富山)純米吟醸
- 銀盤(富山)米のしずく 辛口
- 黄桜 辛口一献(京都)
- 天寿(秋田)純米酒
- 開運(静岡)特別本醸造
キレの良い日本酒とは、一般的に「淡麗辛口(旨味や香りの主張が控えめで、 後味がスッと切れる酒質)」を指します。 本記事では、「辛口の違いをもっと知りたい」という初心者にも最適なラインナップを、 酒米の特徴と合わせて解説します。
① 立山(富山)純米吟醸
淡麗辛口 × 上品 × 食中酒の完成形
香り
穏やかな吟醸香がふわりと立つ、清潔感ある香り。
味わい
淡麗でクリア。控えめな旨味がすっと広がり、料理を引き立てる透明感のある辛口。(主に五百万石)
後味
柔らかくキレる、短く上品なフィニッシュ。
おすすめの理由
「日本酒の良い意味での脇役」。
天ぷら・刺身・出汁料理など “繊細な和食の香りを壊さない” 完璧な食中酒。
食事ペアリング
白身魚の刺身、天ぷら、野菜料理、だし料理。
② 銀盤(富山)米のしずく 辛口
軽快・クリア・爽やか。富山の定番辛口
香り
控えめで落ち着いたクリア香。雑味のない爽やかさ。
味わい
淡麗で軽快。シンプルに辛口がストレートに広がり、日常酒として優秀。
後味
シャープに切れ、短い余韻。たくさん飲んでも疲れにくい一本。
おすすめの理由
「家飲み辛口の鉄板」。
焼き魚・揚げ物・炒め物など“普段の献立”と合わせやすい。
食事ペアリング
焼き魚、唐揚げ、炒め物、鍋物。
③ 黄桜(京都)辛口一献
素直で飲みやすい“辛口入門酒”
香り
控えめで穏やかな香り。家庭料理に馴染む落ち着いた立ち上がり。
味わい
さらりと軽快。クセがなく、毎日の食卓に自然と寄り添う辛口。
後味
サッと消える軽いキレ。後に残らない爽快感。
おすすめの理由
家飲み初心者にも安心の味わい。
和食全般と調和し、どんな料理にも合わせやすい万能酒。
食事ペアリング
焼き魚、煮物、鍋料理、家庭料理全般。
④ 天寿(秋田)純米酒
透明感 × 美山錦の優しい旨味
香り
穏やかで清らかな香り。米の優しいアロマがふんわり立つ。
味わい
淡麗で雑味なし。美山錦らしい“透き通る旨味”がそっと広がる。
後味
爽やかにキレる、短くきれいな余韻。
おすすめの理由
“優しい辛口” を探している人に最適。
豆腐料理・冷しゃぶなど、繊細な味の料理と驚くほど合う。
食事ペアリング
白身魚の刺身、冷しゃぶ、野菜料理、豆腐料理。
⑤ 開運(静岡)特別本醸造
辛口 × 旨味の厚み。バランス最強クラス
香り
控えめな吟醸香。落ち着いた清潔感。
味わい
辛口のキレに加えて、山田錦らしい旨味の厚みがしっかり。(この旨味が力強さの源泉) 透明感と力強さが共存する、辛口の完成系。
後味
スッと鋭くキレ、やや力強い余韻が短く残る。
おすすめの理由
飲み応えとキレの両立。
刺身から揚げ物まで幅広い料理に合わせられる万能型辛口。
食事ペアリング
刺身、焼き鳥(塩)、揚げ物、天ぷら。
🔍 5銘柄の味わい比較
辛さ(日本酒度)・旨味の強さ・キレの鋭さ を
初心者向けにシンプルにまとめました。
※表記は「強・中・弱」+ キレは「◎(鋭い)」/「○(穏やか)」。
● 立山
- 辛さ:中
- 旨味:弱〜中
- キレ:◎(上品で静かな切れ)
● 銀盤
- 辛さ:強
- 旨味:弱
- キレ:◎(シャープ)
● 黄桜 辛口一献
- 辛さ:中
- 旨味:弱〜中
- キレ:○(軽快)
● 天寿
- 辛さ:中
- 旨味:中
- キレ:○(優しいキレ)
● 開運
- 辛さ:強
- 旨味:中〜やや強
- キレ:◎(力強くもクリア)
💎 おすすめの一本:開運 特別本醸造
理由:
辛口のキレと、山田錦の旨味の“ちょうど良いバランス”が光る一本。
料理を選ばず、食卓のどんなメニューにも合わせやすい万能タイプ。