whisky知識・情報2025-12-02

世界のメジャーウイスキー10選|山崎のように“買えない銘柄”は海外にも存在するのか?【後編】

世界の主要ウイスキー10銘柄の後編。アメリカ(バーボン・テネシー)、アイルランド、台湾の代表ブランドを取り上げ、世界で“買えないウイスキー”はどれかを徹底解説。初心者〜中級者向けに、味・価格・特徴をわかりやすく整理。

【広告 / Ad】  当ページにはアフィリエイトリンクが含まれます。 / This page contains affiliate links.

世界のメジャーウイスキー10選

山崎のように“買えない銘柄”は海外にも存在するのか?【後編】

前編ではスコットランドの主要ブランド5本をご紹介しました。
後編では アメリカ(バーボン/テネシー)、アイルランド、台湾 の象徴的な銘柄を取り上げます。

「山崎・白州が買えない」いま、
日本のファンにとって 世界のメジャー銘柄を理解することは、次の一本を選ぶ大きなヒント になります。


🥃 6. ジャックダニエル — 世界で最も売れているテネシーウイスキー

■ 世界販売データ

  • 年間販売量:約1,400万ケース(世界トップクラス)
  • ほぼ200カ国で流通

■ 代表的な1本

ジャックダニエル Old No.7(ブラックラベル)

■ 味の特徴

キャラメル、バナナ、バニラ、焦がし樽の甘み。
誰でも飲みやすい柔らかい口当たり。

■ 製法の特徴

ジャックダニエルは“バーボン”ではなく テネシーウイスキー と分類されます。

最大の違いは、
チャコールメローイング(テネシー製法)
というサトウカエデの炭で原酒をろ過する工程。

この工程により、
角の取れたまろやかさが生まれる のがジャックダニエル最大の個性です。

■ 熟成樽

  • 新品のアメリカンホワイトオーク樽(バーボンと同様)

■ 世界的な品薄状況

常に安定供給。買えない状況ではない。


💎 おすすめの一本:ジャックダニエル Old No.7


🥃 7. メーカーズマーク — “冬小麦”が生む甘く柔らかい味わい

■ 世界販売データ

  • 年間生産量:約1,100万リットル
  • 世界的に人気が高い

■ 代表的な1本

メーカーズマーク(レッドトップ)

■ 味の特徴

はちみつ、キャラメル、ビスケット、バニラ。
まろやかで優しい口当たり。

■ 製法の特徴

メーカーズマークは
ライ麦の代わりに冬小麦(ウィート)を使う「ウィートバーボン」 です。

一般的なバーボンはライ麦由来のスパイシーさがありますが、
冬小麦に置き換えることで、

  • 柔らかい甘さ
  • まろやかな舌触り

が生まれます。

■ 熟成樽

  • 新樽のアメリカンホワイトオーク
    → 樽のバニラ香・甘さがしっかり出る

■ 世界的な品薄状況

定番商品は安定供給。限定版は人気が高い。


💎 おすすめの一本:メーカーズマーク レッドトップ


🥃 8. ジェムソン — 世界No.1のアイリッシュウイスキー

■ 世界販売データ

  • 年間販売量:1,000万ケース超
  • アイリッシュの約70%シェアを占める巨大ブランド

■ 代表的な1本

ジェムソン(スタンダード)

■ 味の特徴

青リンゴ、はちみつ、軽いスパイス、バニラ。
トリプル蒸留 による滑らかな口当たりが魅力。

■ 熟成樽

  • バーボン樽
  • シェリー樽
    → バランスの良いブレンド

■ 世界的な品薄状況

供給量が圧倒的。入手困難ではない。


💎 おすすめの一本:ジェムソン


🥃 9. レッドブレスト — “世界最高峰”のシングルポットスチル

■ 世界販売データ

  • 12年は世界的評価が非常に高い
  • 年間生産量は多くないが、需要が常に強い

■ 代表的な1本

レッドブレスト 12年

■ 味の特徴

トロピカルフルーツ、ナッツ、スパイス、シェリーの甘み。
複雑さと飲みやすさを兼ね備え、
「アイリッシュの完成形」とも呼ばれる。

■ 熟成樽

  • オロロソシェリー樽
  • バーボン樽

■ 世界的な品薄状況

ときどき品薄だが、山崎ほど枯渇はしない。


💎 おすすめの一本:レッドブレスト 12年


🥃 10. カバラン — 台湾発、世界を驚かせた“高速熟成”ウイスキー

■ 世界的地位

  • 2005年創業ながら世界的名声
  • 国際コンペでの受賞多数
  • 特にソリストは世界的争奪戦

■ 代表的な1本

カバラン クラシック(スタンダード)

■ 味の特徴

トロピカルフルーツ、バニラ、甘い麦芽。
高温熟成が濃厚な香りを生み出す。

■ 高温熟成の科学的特徴

台湾は年間を通して高温多湿。
そのため、

  • 熟成1年 ≒ スコットランドの3〜4年
  • 樽への浸透が非常に早い
  • 天使の分け前(Angel's Share)はスコットランドの約10倍

という特徴があり、熟成スピードもコストも桁違いです。

■ 世界的な品薄状況

  • クラシック:比較的買いやすい
  • ソリスト:香港・シンガポールで即完売の常連
    → 海外版の“山崎シングルカスク”のような扱い。

💎 おすすめの一本:カバラン クラシック


📌 【まとめ】

海外にも“山崎のように買えないウイスキー”は確実に存在します

  • マッカラン18年(前編)
  • アードベッグ25年/限定品(前編)
  • カバラン ソリスト
    など、日本と同じような“争奪戦”が起きているブランドは世界に複数存在します。

ただし、通常ラインナップ(NV〜12年)は世界的に見ても安定供給されており、
日常的に楽しめる“世界の名作”は意外と多い のです。


📖 【味の方向性で選ぶ:タイプ別おすすめ】

◆ 甘い/濃厚(シェリー系)

  • マッカラン 12年
  • レッドブレスト 12年
  • カバラン クラシック

◆ 軽やか/フルーティ

  • グレンフィディック 12年
  • グレンリベット 12年
  • ジェムソン

◆ スモーキー

  • ラガヴーリン 16年
  • アードベッグ 10年

◆ 飲みやすいバーボン/テネシー

  • メーカーズマーク
  • ジャックダニエル

🔚 おわりに

山崎・白州にこだわらず、世界のウイスキーに視野を広げることで、
自分に合った一本が必ず見つかります。

ぜひ今回紹介した10銘柄を、次の一本選びの参考にしてください。

⚠️ 免責事項

• 本記事の商品情報は執筆時点のものです

• 価格や在庫状況は変動する可能性があります

• 購入前に各販売店で最新情報をご確認ください

• 本記事はアフィリエイトプログラムを通じて収益を得ています