🍶 旨味系(後半4銘柄)
米の旨味をしっかり味わいたい方向けの4本。
前半(伯楽星・愛宕の松・真澄・天狗舞)では
“軽やか〜しっかり”までの幅を紹介しました。
後半の4本は、より厚みやふくらみを感じるタイプで、
旨味の世界をさらに深く体験したい人に最適です。
① 東北泉(とうほくいずみ)特別純米|山形
ふくらみ・柔らかさのバランスが光る「山形らしい旨味酒」。
香り
穏やかで優しい米のアロマ。柔らかく落ち着いたふくらみ。
味わい
山形酒らしい “ふくらみ” と柔らかい旨味。
透明感の中に上品な甘旨味が広がる。
後味
優しくキレて、柔らかい余韻がふわりと続く。
おすすめの理由
米のふくらみが分かりやすく、旨味系の中でも非常にバランスが良い。
煮物・焼き魚など普段の和食にも合わせやすい万能タイプ。
食事ペアリング
焼き魚、煮物、だし系料理、冷しゃぶ。
② 飛露喜(ひろき)特別純米|福島
芳醇旨口の象徴。厚み+透明感を両立する稀有な一本。
香り
熟した果実のような芳醇なアロマ。
米の甘やかさが広がる存在感のある香り立ち。
味わい
“厚みのある旨味” と “透明感” を兼ね備えたバランスの高さが魅力。
甘旨味・旨味・酸が滑らかに調和する高品質な味わい。
後味
旨味の余韻が長く続き、後半は軽やかにキレていく。
おすすめの理由
入手困難ながら、旨味の世界を深く理解したい人に最適。
「芳醇旨口」の基準として一度は飲みたい一本。
食事ペアリング
刺身、照り焼き、天ぷら、豚角煮。
③ 加賀鳶(かがとび)純米 山廃|石川
骨太の旨味と“山廃らしい酸”が調和する濃醇タイプ。
香り
乳酸系のコクある香りと、米の深みを感じる強いアロマ。
味わい
山廃らしい酸味と骨太な旨味が融合。
厚みとコクがしっかりと感じられ、飲むほどに深い。
後味
力強い旨味が長く続き、酸が後口を締める。
燗にするとさらに表情が豊かになる。
おすすめの理由
燗酒で最も真価を発揮する旨味系の代表格。
濃い味の和食にも負けない“食中酒のエース”。
食事ペアリング
焼き鳥(タレ)、照り焼き、焼き魚、味噌料理。
④ 山形正宗(やまがたまさむね)純米吟醸|山形
透明感 × 旨味 × キレの最高バランス。
香り
穏やかな吟醸香に上品で控えめな果実香が重なる。
味わい
柔らかく端正な口当たり。
米の旨味がじんわり広がり、後半はスッとキレる端正な仕上がり。
後味
軽やかで清潔感があり、食事の邪魔をしない綺麗な余韻。
おすすめの理由
派手すぎず、静かな美味しさ。
“透明感のある旨味” を理解するのに最適な学習銘柄。
食事ペアリング
焼き鳥(塩)、焼き魚、だし巻き卵、刺身。
📊 4銘柄の味わい比較
旨味の厚み・酸味・透明感のバランスをシンプルに整理。
(※表は使わず、PART1と同じ「強・中・弱」で統一)
● 東北泉
- 旨味:中
- ふくらみ:中
- キレ:○(優しい)
● 飛露喜
- 旨味:強
- ふくらみ:強
- キレ:○(バランス型)
● 加賀鳶 山廃
- 旨味:強
- ふくらみ:強
- キレ:◎(酸が締める)
● 山形正宗
- 旨味:中
- ふくらみ:中
- キレ:◎(端正な切れ)
💎 おすすめの一本:山形正宗 純米吟醸
理由:
旨味・透明感・キレの“3点バランス”が最もわかりやすい学習銘柄。
派手すぎず、食事との相性が抜群で、旨味系を理解する最初の一歩に最適。
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